棚卸は毎月・毎週・毎日など、いつでも実施できるので、出庫処理を毎回入力しなくても、棚卸だけで出庫数を管理できます。

商品の入荷時には入庫情報を入力し、普段の出庫時には入力を省き、棚卸の際に減った分の数を「棚卸出庫」として調整します。このように運用することで、「棚卸出庫」の数を事実上の出庫数として扱うことができます。

ただし、このような運用方法をとった場合には、商品のロス(破損・紛失・盗難 等)の数は正確には表現できません。また実際の出庫日と、記録上の出庫日(棚卸出庫の日)には差が出ます。棚卸の頻度を上げると、集計や分析の精度を上げることができます。